前回は短期間(3ヶ月ほど)ではありますが、信頼性の高いブローカーそのもののデータ取得方法と整理について書きました。今回は、長期のデータを取得する方法について書きます。
ちょうど、前回の記事『バックテスト方法 ① (全ブローカー対応)』の方法②と読み替えてください。
②ヒストリーデータの取得
長期のヒストリーデータの取得を行います。ここではまず、MetaTraderの開発元であるMetaquotes社のヒストリーデータの取得方法についてご紹介いたします。Metaquotes社のヒストリーデータは実際の使用ブローカーのデータとは違いがありますので、特にスキャルピングEAなど短期売買のバックテストは信頼性が欠けます。ですが質より量的な考えが該当する目的であったり、長期足のスイングトレードEAなどでは重宝するデータになることでしょう。
- ”ツール>History Center”を選択します。以下のダイヤログが表示されます。
- 通貨ペアの一覧から、取得したい通貨ペアの1分足(M1)を選択します。(①)
- ”Download”を押し、次に出てくる注意書きダイヤログ(「ご使用の実際のブローカーのデータとは違いますよ~」という内容)を”OK”で承諾してダウンロードを開始します。ダウンロードには数分~数十分かかります。
以上の作業でMetaquotes社のヒストリーデータを取得することができます。
次に、各ブローカーで用意されているヒストリーデータの取得方法をご紹介いたします。ブローカーによって準備のあるなしがありますのでご自身でご確認下さい。
今回はFXDDのヒストリーデータの取得方法をご紹介いたします。FXDDは以下のサイトに1分足のヒストリーデータが公開されています。
www.fxdd.com/jp/mt1m-data.html
ここからヒストリーデータをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍すると、”USDJPY.hst”(今回はドル円での説明)というファイルが確認できると思います。
このファイルを上の画面にある”インポート”(③)で選択するとMetaTraderにFXDDのヒストリーデータを取得することができます。
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